0才からOKのコンサートに100回行きました

現在2才の娘とは、0才の頃からよくコンサートにまいりました。いつのまにやら100回ほど…。笑 生演奏による音の魅力を味わえるだけでなく、静かにすべき場所でのマナーや演奏者の方への敬意などが自然に学べる、有難い環境だと感じます。ですが初めて子連れで参加するときは、ご迷惑をおかけしないか緊張しますよね。この記事では、コンサートの種類と会場の様子、またコンサートの探し方についてまとめてみました。

子連れコンサートは場の「本格度」に段階がある

このブログでは度々、0才から子連れでコンサートにいく素晴らしさをご紹介しておりますが(「赤ちゃんの知育に役立つお出かけ先。博物館や美術館、水族館など都内のおすすめスポット」など)本当に学ことばかりの貴重な場だと感じております。私が実践している早期教育「家庭保育園」でも、音楽が脳にあたえる好影響について以前読んだように記憶しております。

ですが以前より「行ってみたいけど、実際どんなものでしょうか」「騒いだり歩いたりしてご迷惑をおかけするのが心配です」とのお尋ねをいただいておりました。個別でお答えしていたことを、この記事でまとめております。

子連れコンサートといっても色々な種類があるように感じます。私の勝手な分類ですが、大別すると「子どもが騒ぐのはお互い様だから寛容にすごしましょう」という気軽に入場できるタイプと、「子どもとはいえオーディエンスの役目を理解するよう努めましょう」という少し本格的なタイプがあるように思います。

それぞれ良い点と難しい点がありますので、ご自身のお子様のタイプにあわせてお選びになると、よりコンサートを楽しめるのではないでしょうか。

「赤ちゃんが騒いでもいいじゃない、お互い様よ」コンサートとは

自由席で価格も安く、1〜3名程度の室内楽中心のコンサートが多い

前提として、そもそも未就学児を入場可としてくださる時点で、主催者および演奏者の方々はかなり寛大でいらっしゃいますよね。集中力が命の生演奏において、赤ちゃんの泣き声や子どもの叫び声を覚悟してくださるわけですので、もう本当に有難い限りです…。

0才のコンサート

そして中でも「赤ちゃんが泣いても騒いでもいいじゃない、お互い様よ」というタイプのコンサート(私の勝手な分類ですが)は、ハイハイできるように床にシートがしいてあったり、パンフレットに「多少の泣き声はお互い様ですので広い心でお願いします」という注意事項があったりします。みんなでゆったり楽しもうよ、という感じですね。

具体的には、ママさん団体や自治体が主催で企画してくださるものが多く、全席自由の小ホール開催で、価格帯も500円〜1500円程度ととってもお安く、演奏者は音大や藝大の学生さんや新人賞などを受賞なさった若手さん…ということが多いように思います。ボランティアのようなお志で、お若い方々がご協力してくださっているように感じます。

気軽で寛容と書いておりますが、たとえば学生さんでも藝大に入れる時点でもはや天才ですので(笑)本格的な演奏が聴けないということではまったくありません。演奏は本格的でも場がかしこまってない、という意味でご理解くださいませ。

「お互い様よ」子連れコンサートの良い点

まず、赤ちゃんを前提としているので授乳やおむつ替えスペースが設けてあることが多く、0才さんのコンサートデビューとして有難いです。「泣かないかな」とご心配なお母様も、ゆったりしたお気持ちで参加できるのも良いですよね。

0才のコンサート

また、もちろん他のお子様に怪我をさせないように、演奏の邪魔にならないように注意しながらですが、多少はお席のまわりで立ったり、手を叩いたり、踊ったりしてもOKという会場も多いので、活発なお子様であっても楽しめるかもしれません。

子連れでも「迷惑かな」などと緊張することなく生演奏を子どもに聞かせてやりたい、素敵な音のなかで楽しくすごさせてやりたい、という方にはぴったりだと思います。

「お互い様よ」子連れコンサートの難しい点

反面、コンサートでのマナーを学んだり、演奏に集中して聴き入りたいという場合は、あまり目的にかなわないかもしれません。泣く・叫ぶ・歩く・ハイハイする・走る・転ぶ・泣く・おもちゃを取り合う・おしゃべりする等々をある程度「お互い様よね」と受け入れられる方向けだと思います。

どの程度が「お互い様」かは、お母様によってかなり異なりますよね。ちょっぴり泣いちゃうくらいなら席を立たなくてもいいのかな? と思う方もいれば、走り回ってもいいよね! という方もいらっしゃいます。どのタイプの方が集まるかによって、ほのぼのとした回もあれば、混沌とした空間になることもあります。

0才のコンサート

一例として、全力で1時間号泣している赤ちゃん、ステージにのぼる子(お母様もそれを止めず、スマホで撮影している)、それを真似して止められ号泣する子、走り回って転んで泣く子、おもちゃを取り合って泣く子、おやつをボリボリ食べる子たちでいっぱい…という状態のコンサートもありました。

また選曲が子ども向けで、我が家のように家庭保育園をしていてテレビを見ていない子だと知らない、アニメ曲などが多くなるのも、ご家庭によっては微妙かもしれません。娘が1才の頃どのコンサートでは妖怪体操?の曲とアナと雪の女王ばかりで、私も覚えてしまいました。それはそれで楽しかったです。笑

0才から入場しやすい寛容なコンサートの探し方

私は都内在住のため、もしかしたらお住いの地域によっては開催が少ないのかもしれないのですが、いつも「スマイリーマム」というサイトにお世話になっております。こちらは前述の「お互い様だよね」という寛容なコンサートがたくさん掲載されているように感じます。あとは各自治体や児童館などのチラシに載っていることが多いです。

スマイリーマムさんのサイトはこちら

※上記サイトに掲載があっても「お互い様ですよね」というタイプの開催ではないかもしれません。あくまで私の勝手な主観で、そのように寛容なコンサートが多いという認識ですので、どうかご自身のご判断でお願いいたします。

子どももオーディエンス。本格的な子連れコンサートとは

全席指定、3000円以上、大ホール、オーケストラの演奏が多い

こちらも私の勝手な分類なのですが、数百名入る大ホール、3000円〜10000円程度の価格帯のチケット、オーケストラ、オペラもあり…といった条件のコンサートは、子連れとはいえある程度マナーが求められる場のように感じます。お子様も3才以上の方が多いようです。

0才のコンサート

見極めのポイントはコンサートの案内に「未就学児OKですが、お子様が騒いでしまう場合はまわりの方へのご配慮をお願いします」「お子様が泣いてしまったら、ご遠慮なく後方におまわりください」「0才入場可ですが推奨年齢は5才〜です」といった一文があるかではないかと思います。つまり、泣きっぱなしはやめましょうねということなのかなと。

主催者側の友人から聞いたことですが、なかには主催者のスタンスは上記であっても、指揮者の方が「お子様なんですから元気でいいんですよ、どうぞ気軽にね! 泣いちゃってもそのままでいいんですよ!」と冒頭におっしゃり、アワアワというケースもあるそうです。笑

本格的な子連れコンサートの良い点

特にオーケストラの場合、何より音の重なりと迫力を体感できるのが好きです! 導入では迫力と疾走感のある行進曲などを演奏されることが多く、子どもたちも自然と黙って聴きいるようにみえます。

また様々な楽器を実際に見られるのも有難いですね。室内楽だと、ピアノやヴァイオリンの演奏が多いので(それも大好きですが)、同じ弦楽器でもコントラバスのように大きなものがあること、木管・金管楽器ならではの華やかな音、打楽器やハープなどの編入で加わる音の厚みなどなど、オーケストラでしか体感できない音楽があるように思います。

0才コンサート

また、これも個人的な感覚ですが、私は娘を早くからコンサートに連れていくことで、生演奏を楽しむことはもちろん、演奏者の方への敬意やコンサートでのマナーを自然に学んでくれたら嬉しいなという思いがありました。その点、本格的なコンサートだとこれらを実践なさっているお子様が多いので、有難いお見本になってくださることが多いです。(もちろんごく稀に、お菓子を召し上がったり、スマホで撮影をするお母様もいらっしゃるのですが…)

コンサートデビューだから気軽なタイプに行くか、もしくはデビューだからこそ「泣いたら諦める」覚悟で本格的なタイプに行くかは、各ご家庭のご判断だと思いますが私は後者を選びました。「お互い様」というコンサートも大好きでよくお世話になっていますが、先に「マナーとして望ましい型」を学べたおかげで、どんな場でも娘なりの自覚をもって楽しんでいるように思います。たとえ他のお子様が泣いても歩いても「赤ちゃんが泣いちゃってるね、どうしたのかな、大丈夫かな」と小声で言うくらいで、あとは静かに座って音楽に集中しております。

0才のコンサート

余談ですが、娘は自分から「ヴァイオリンがひきたい!」と1才の頃から言い始め、習っております。毎日必ず自らお稽古に励む姿をみると、何度も何度もオーケストラを鑑賞したからかしらと感じます。いつも「私も(オケのように)お椅子に座って弾けるようになりたいの〜」と言っております。(いつまで続くかはわかりませんが…笑)

本格的な子連れコンサートの難しい点

赤ちゃんによるのですが、木管・金管楽器の迫力ある音にびっくりして泣いてしまう、怖がってしまうお子さまもいるようです。私が見ている限り、ほとんどのお子さまはむしろ聴き入ってしまう(たとえ、それまで騒いでいても)ようですが、こればかりはタイプによりますよね。その場合は潔く退場なさるほうが、かえって赤ちゃんのためかもしれません。

0才のコンサート

また、あくまで音楽を鑑賞する場ですので、泣いたり騒いだり歩きたがったりした場合には一旦退場する必要があります。再入場は曲と曲の間にスタッフの方の指示にしたがって、というケースが多いようです。ほとんどのホールは、ロビーでも音が聞こえますので割り切ってそこでハイハイさせてあげるのもいいかもしれませんね。

それから、何より悩ましいのはチケット購入のハードルが高いことです。0才から入場できる本格的なコンサートは大人気なので、S席の前列は開始1分で売り切れることがほとんど。「お互い様」コンサートは大体が自由席のため当日に早くいけば前列に座れますが、本格的なコンサートではチケット購入の時点で争奪戦です。

0才から入場できる本格的なコンサートの探し方

オーケストラによる本格的な子連れコンサートは、各ホールごとにチェックするのが一番です。私は都内のめぼしいホールを10箇所程度メルマガ登録しておりまして、まめに発売日をチェックしております。春休み、夏休みなど、長期休暇の際にはコンサートが多く開催されますよ。

また、0才からのオーケストラで一番人気ではないかと個人的に思っている、ズーラシアンブラスという動物の着ぐるみでの演奏が聴けるオーケストラがあります。チケットは大争奪戦ですが、なにせ動物さんが出てきてくれますのでお子さまも楽しみやすいと思います。こちらは特設ファンサイトがありますしメルマガも届けてくれますので、ご覧になってみてくださいね。

ズーラシアンブラス

ズーラシアンブラスさんのサイトはこちら

※上記の動物さんのお写真はサイトよりお借りしております。

まとめ

・0才から入場可のコンサートは、気楽で寛容なものと本格的な場がある。
・気楽なものは敷居が低く楽しめる分、マナーを学ぶ場としては難しい側面もある。
・本格的なコンサートは臨場感が素晴らしいが、チケットが争奪戦である。
・どちらも開催者・演奏者の寛大なお志によって成り立っている。

長くなってしまいましたので、それぞれのコンサートにあわせたマナー、服装、持っていくといいものなどは別記事にまとめます。静かにコンサートを聴けるようになるコツなどもあわせてご紹介予定です。今日もお読みくださり、ありがとうございました。→後編書きました。「0才からの子連れコンサートを静かに楽しむコツ、便利グッズ

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