赤ちゃんは知的なインプットが大好き!

赤ちゃんの脳はほぼ視覚から情報を吸収するそうです。目に入るものすべてが刺激なんですね。ですので見慣れた部屋を出て外を5分歩くだけでも、赤ちゃんの脳にとっては膨大なインプット。そんな赤ちゃん時代、せっかくお出かけするなら知的好奇心を満たす場所にも行ってあげたいですよね。0才の娘をつれて動物園、水族館、美術館、博物館、コンサートと知育に役立つおでかけを毎日していた経験より、都内のおすすめスポットをご紹介しております。

0才や1才児こそ、一流にふれることに意味がある

「人間の脳は3才までに80%が完成する」という話は有名ですが、脳の発達スピードやスペックからすれば、大人より赤ちゃんの方がよほど優れているそうです。なので、この時期に見聞きしたもの、感じたものがよいものであるほど、その子の才能を引き出してくれる、早すぎるかな?と思うくらいの刺激でちょうどよいのだそうです。

脳は使うことで活性化するので、常に新しい刺激、それも本物、一流のものに触れさせてあげることが大事…といったこれらの話はすべて、家庭保育園の担当さんに教わったのですが、たしかにそうかも…と思った単純な私は0才から娘をいろんなところに連れてまいりました。

その成果かはわかりませんが、娘は4ヶ月から明確に言葉を話し、1才半の今では理解語も600をゆうに越え話が通じるので、あまり手がかからないタイプの子のように思います。生後3ヶ月の頃から、美術館やコンサートなど静かにすべき場所ではじっと黙っておりました。好きな絵や音楽がはっきりしており、それらに触れると本当に楽しそうだったことを覚えております。赤ちゃんだからと侮らずに接してきてよかったな、と個人的には思っております。

※2016年3月追記※
いま娘は2才をすぎまして、この0才からのお出かけを明確に覚えていることがわかりました。
というのもパンフレットや写真をみて「赤ちゃんの頃、この水族館に行ったよね。イルカさんにさわって、私びっくりしたのよね」「このお池でボートに乗って、パパがこいでくれたよね。私はお帽子を落としちゃって、ママが拾ってくれたよね」などと、0才や1才代でお出かけしたときのことを話すのです。もっともっと楽しい経験を積ませてやればよかった(これから積ませてやりたい!)と思っている私でございます。

赤ちゃんや子連れでのお出かけを楽にするポイント

まず、0才OKの場所という確認は必須(以下でご紹介する場所はすべて私が行っておりますので、ご安心を)、かつ泣いたり騒いだり他の方の迷惑になれば即刻退散がルールだと思います。行き慣れてくると、騒いで困るということは少ないように思いますが、最初から即刻退散のつもりならすぐに対応できてストレスがありませんよね。

そして、ベビーカーで行ける場所(駅の乗り換え含む)か、ランチや休憩場所があるか、おむつをしている赤ちゃんならおむつ替えシートがあるか、をチェックしておくとスムースですね。以下のリストにもできるだけ載せております。

最後に、館内施設(博物館、美術館など)はコインロッカーがあるので、アウターや荷物は預けると楽です。ショルダーバッグを持参しておくと、ロッカーの鍵と携帯と財布だけ持ち歩けて便利ですよ。ぜひお出かけを楽しまれてくださいね。

赤ちゃんの無垢な感性にこそ本物を。美術館にいこう!

常設展でも十分楽しめる国立西洋美術館

場所:上野駅から徒歩5分
開館時間:9:30〜17:30
閉館日:月曜日
国立西洋美術館の公式HP

先日リニューアルを終えて、またきれいになりましたね。常設展は430円とお安いのですが、展示品は膨大で見ごたえがあります。特設展の開催時は、そのチケット料金で常設展にも入れます。特設展はモネ展などの絵画はもちろん、指輪展など趣向の変わった展示もあります。

国立西洋美術館

入って右側に喫茶店「すいれん」がありますが、その手前におむつ替えシートや幼児トイレつきのトイレもあります。比較的きれいで嬉しいです。ちなみに、すいれんスタッフのお姉さんたちは赤ちゃんにお優しいですが、美術を愛でるご年配の方々が客層なので、活発なタイプのお子さんは外に出て噴水前でランチするのがいいかもしれません。

公募展示など目新しい展示も多い東京都美術館

場所:上野駅から徒歩10分
開館時間:9:30〜17:30
閉館日:月曜日
東京都美術館の公式HP

国立西洋美術館の奥、動物園の手前あたりにあります。2015年春には、新印象派展(下の写真は撮影OKの展示です)をしておりました。入口前に巨大な銀の球があったりと現代芸術の香り漂う面白い場所です。子どもはこの雰囲気が大好きだと思います。

東京都美術館特別展以外に公募作品の展示も多いです。絵画に書道、現代美術など、普段あまり接することのない作品が多くて、いつ行っても新しい刺激があります。こちらもおむつ替えシートつきトイレもありますし、展示階をエスカレーターで移動できます。混雑時以外はベビーカーでも回れますし、逆にベビーカーを預けて抱っこや歩いて回ることもできます。

赤ちゃんに優しい。キレイで新しい新国立美術館

場所:乃木坂駅直結(徒歩5分)
開館時間:10:00〜18:00
閉館日:火曜日
新国立美術館の公式HP

展示の種類が多く、また内容もユニークでとってもおすすめ! 新しくて広い館内は、とっても居心地がいいです。絵画以外にも、衣装や民芸品、巨大なアート建造物など、広くて天井の高い館内を活かした展示がたくさんあり、月齢が低く視力がまだ弱い赤ちゃんでも楽しめます。

新国立美術館

おむつ替えシートつきのトイレはもちろん、なんと授乳室もあります。ちなみに託児もありますが、私は利用したことがないので詳細は分からず…。なお、ロビー階に椅子や机のあるスペースがありますが、基本的に飲食禁止です。水を飲ませるならカフェにいくのが無難ですね。

レストランはコース料理しかないので、食べ終わるまで少し時間がかかります。おいしいですし店員さんもとっても親切なのですが、客層を考えると活発なお子さんは控えたほうがよさそうです。カフェはもっとカジュアルな感じで、ベビーカーのまま入店できますよ。

複雑な情報をインプットして脳を活性化。科学にふれよう

知的好奇心を育むなら国立科学博物館

場所:上野駅から徒歩5分
開館時間:9:00〜17:00
閉館日:月曜日 ※害虫駆除の日があるので事前にHP確認を
入館料:620円(未就学児は無料)
国立科学博物館の公式HP

国立科学博物館は「人類と自然の共存を目指して」をテーマにした大きな博物館です。人類の発展について、生命の進化や自然の変化、宇宙の謎、科学的な歩みや文化の興亡といった複数の見地から紹介されており、何時間いても飽きません。

…と書くとカタイですが、実際には恐竜の骨とか綺麗な鉱物や動物の剥製(ちょっとかわいそうな気もするけど、あまりの迫力に見入ってしまう)、滑り台などが工夫された展示スペースのコンパスなどがあって、赤ちゃんも楽しめる楽しい場所です。期間限定の特別展では、大迫力の恐竜展や神秘的なヒカリ展など刺激たっぷりです。

地球館と日本館に分かれていますが、全般的に自然や科学といったテーマは変わりません。ただ、地球館は2015年春現在、リニューアル工事中なので科学の実験室なんかが見られなくなっております。残念ですが、それでも十分楽しい場所です。(下記にリニューアルの追記あり)

 

ベビーカーでも回れますが、各階のエレベーターを降りて展示場所に行くまでに若干の階段があるので、抱っこ紐のほうが無難かもしれません。おむつ替えシートつきのトイレもありますが、授乳室はありません。レストランという名の場所はありますが、あくまでフードコートのようなものですので、お料理は期待しないほうがいいかと思います。

また、常設展の入館料は620円(高校生以下は無料)とお安いのですが、年間パスが1000円とこれまたお安いです。「リピーターズパス」といって、入り口すぐの窓口で作れます。これがあれば、白金台の自然教育園なんかも無料でいけますので、嬉しいですね。

※国立科学博物館にコンパスができました 2015年 秋追記 ※

2015年夏にリニューアルが終わり、科学の実験室がなくなって「コンパス」という楽しい遊び場ができました。滑り台や吊り橋、はしごなどの遊具があり、その合間に大きな模型や剥製がおかれています。図鑑や本もたくさんあり、押し花や標本などを静かに楽しむこともできます。すごく工夫して作ってくださったのだと思います。

国立科学博物館,子連れ

ただし、コンパスには比較的大きいお子様(幼稚園児以上、小学生のお子様)も多く、楽しい遊具での興奮もあり「走ってはいけない」「保護者が必ずみておく」というルールは残念ながらあまり守られていないように思います。スタッフの方がご指導くださってはいますが、あちらこちらでお子様の衝突(ぶつかる・叩く)がありますし、赤ちゃんの場合は他の場所で遊ぶほうが無難かもしれませんね。

国立科学博物館,子連れ

科学に興味をもてるようにという試みは有難いのですが、個人的には以前の「科学の実験室」のラボっぽい雰囲気、あくまで学びの場としての位置付けが好きでした。体を動かすならすぐとなりの上野恩賜公園に遊具がありますので、また実験室に戻らないかな〜とひそかに願っております。

最先端の科学にふれられる。体感型の日本科学未来館

場所:ゆりかもめ「船の科学館」駅から徒歩5分
開館時間:10:00〜17:00
閉館日:火曜日
入館料:620円(未就学児は無料)
日本科学未来館の公式HP

日本科学未来館は、宇宙、太陽、地球、なんてキーワードが好きな方なら大興奮間違いなし、の最先端技術がつまった科学館です館内自体が面白い作りで、巨大な地球オブジェなどもあり面白いです。キッズルームのような「おや?っこひろば」があり、土日は大きい子たちが多いのでちょっと厳しいかもしれませんが、平日なら赤ちゃんでも遊べます。

展示自体は体感型が多く、また思いっきり科学なので大人でも難解な箇所もあり見応え十分。赤ちゃんには説明しながら見て回る感じですね。種類も豊富で1日では回りきれないかもしれません。すべての階におむつ替えシートつきトイレがあり、エレベーターやエスカレーターも完備されています。授乳室はないけど、休めるところが随所にあるので大丈夫かと思います。

子どもが3才くらいになれば、実験室などのワークショップに参加しても面白そうです。特に男の子が夢中になりそうなものがたくさん。長く通いたくなる科学館ですね。年間パスもお安いです。

親子で何度でも行きたい。優しい気持ちになる動物園

0才でも十分楽しめる!パンダに会える上野動物園

場所:上野駅から徒歩7分
開館時間:9:30〜17:30
閉館日:月曜日
入園料:600円(小学生以下は無料)
上野動物園の公式HP

0才で行っておくとアレルギーになりにくいという説もある、動物園。その真偽はわかりませんが(離乳食やママの食事の影響の方が大きい気もします…)毎月行っていた娘は大の動物好きになりました。0才の頃からヤギをそ〜っとなでておりまして、歩けるようになってからはどんな大型の犬でも怖がらず、むしろお散歩をご一緒させていただいていたりします。上野動物園は生物学に興味をもつ土台になり、思いやりも育める知育スポットだと思います。

まず入って右奥にジャイアントパンダがおり、とっても可愛いです。パンダの檻のむこうには日によって有料撮影コーナー(手持ちのカメラでも1枚無料で撮影してもらえます)があるので、パンダの帽子をかぶった家族写真を残すのもおすすめです。笑

動物園

動物園といえば象やライオンなどの大物をみせたくなりますが、月齢の低い0才児など遠くがまだよく見えない場合は、近くでみられるバードハウス、小獣館、ホッキョクグマの水の回廊、ふれあい広場のヤギあたりが楽しいようです。ふれあい広場は時間によって餌やりなどもできますよ。

そして家庭保育園ママなら寄りたい「かわいそうなぞう」のお墓もあります。絵本を読みながら、きちんと伝えていきたい戦争体験ですね。私も前を通るときは手をあわせています。

おむつ替えシートに授乳室、休憩スペースと全部そろっていますが、ランチはフードコートのようなものしかないのでお弁当持参がいいかもしれません。ベビーカーは借りられますが、簡易バギーに近い「おすわり」状態で入る箱のようなタイプで地面も近くて揺れますし、0才児は抱っこ紐か普通のベビーカー持参がいいかと思います。

間近でみられて迫力満点!都内のおすすめ水族館

イルカショーがある!駅近のエプソン品川アクアスタジアム

場所:品川駅から徒歩7分

都内でイルカショーが見られる、駅近(坂道です)、イルカやアシカの餌やり体験など遊び(有料です)が多い、と赤ちゃんにもおすすめのエプソン品川アクアスタジアム(水族館)。スペースは狭く、あっという間に見て回れちゃうのですが、そのコンパクトさも赤ちゃんにはほどよいです。水中回廊があって迫力満点です。

年間パスがなくハーフイヤーパスのみです。半年で2回くるならモトがとれます。入口に写真撮影コーナーがあり、有料(1200円くらい)で大判が買えますが、買わなくても写真入りミニカードをプレゼントしてくれます。大判を毎回買っても飾る場所に困るので、このカードをためております。笑

おむつ替えシートつきのトイレもあり、ベビーカーで回れます。品川駅が近いのでランチ場所には困りません。ショーの時間帯は日によって違うので、行く前にHP確認が必須。その際「しながわ水族館」と間違いやすいのでご注意を。そちらは大森海岸駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

カラフルな魚と神秘的な館内が魅力!サンシャイン水族館

開館時間:4月~10月 10:00~20:00(11月~3月 10:00~18:00)
入館料:2000円(3才以下は無料)
閉館日:なし(例外あり)
サンシャイン水族館の公式HP

サンシャイン水族館は池袋駅から徒歩10分、ゲームセンターやパチンコ屋さんなど、ちょっとにぎやかな通りを抜けなくてはならないのが難点ですが(東池袋駅なら直通で行けて便利)、広くてきれいな館内、種類豊富な魚や動物たちは一見の価値ありです。展示方法も工夫が凝らされており、カラフルな熱帯魚も多いので、特に遠くがよく見えない月齢の低い赤ちゃんにおすすめです。

アシカショー、ラッコや魚たちのごはんショーもあります。アシカショーはものすごく近くでやってくれるので、迫力満点! 館内はベビーカーで回れるものの、ベビーカーだとショーを後方で見なくてはなりません。(ベビーカーから離れないよう指示があります。折りたたんで置いておくのは不可)ベビーカーを預けて抱っこ紐が無難かもしれません。

おむつ替えシートつきのトイレや授乳室もあり、とっても過ごしやすいです。食事もサンシャインシティ内でとれば平気。年間パスがお安いうえに、同行者が割引になったりと特典が嬉しいパスです。

まとめ

・赤ちゃんだからこそ、美術館や科学館、動物園や水族館にいく価値がある!
・複雑で難解な情報こそ知的なインプット。その時点で分からなくても、必ず脳に蓄えられている。
都内には多数おすすめスポットがあるので、赤ちゃん連れで行きやすい場所を厳選してご紹介しました。他にもたくさんあるので、また追加してまいります。

「赤ちゃんなんて何も分かってない」との考えも耳にしますが、少なくとも自身の経験からは、娘が0才や1才でのお出かけ内容を覚えているので、「赤ちゃんだって色々感じている、考えている」と信じてたくさん遊んでよかったな、と感じております。みなさまのおすすめスポットも、ぜひ教えてくださいませね。

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