子どもがパパっ子だと育児が格段にラク!

赤ちゃんは可愛い、我が子は愛しい。だけどそれだけで毎日穏やかにすごせるほど、育児は甘くないですよね。育児がラクになる秘訣のひとつが「子どもをパパっ子にして育児に巻き込む」ことだと思います。忙しい夫に、すべての悩みを共有したり喜びを分かち合ってもらうのは無理でも、可愛い我が子がなついたらパパだって頑張ってくれるんですよね。この記事では、パパっ子の娘をもつ私の工夫や先輩がたに教わった知恵をご紹介します。

<胎教編>パパにも育児を楽しんでもらおう。子どもをパパっ子にする方法」にも書いたとおり胎教からパパっ子モードを作っておくと、本当にラクです。でも、特に胎教に注力しなかった方でもまだまだ取り返しがきくと感じます。赤ちゃんは親を許す天才なので、真摯にむきあえば必ず反応してくれます。パパっ子になれば赤ちゃんも楽しい、パパも楽しい、そしてママはラク。パパっ子になる仕組みと秘訣をまとめてみたので、ぜひ試されてくださいね。

<パパっ子の仕組み>なるかどうかは「ママ」次第?!

赤ちゃんはママを通して「パパ」を判断している

もちろんパパによっては、そもそも小動物や子どもに人気の穏やかタイプとか、兄弟の多い家庭の長男で赤ちゃんの扱いに長けている、なんてアドバンテージをお持ちだったりするので一概にはいえませんが、ほぼすべての赤ちゃんは「ママが大好き」なんですね。

お腹にいるころからママの体温、ママの感情、ママの声だけを頼りに生きており、産まれてからは文字どおりママのおっぱいがないと生きていけないので、もう本能的にママを恋い慕っているわけです。このあたりの話は「<胎教編>パパにも育児を楽しんでもらおう。子どもをパパっ子にする方法」にも書いております。

ですので、ママがうまく赤ちゃんを導ければパパっ子になるといえます。「大好きなママの大好きな人=パパ」の構図をつくるのが、成功のポイントです。逆に、ママがあまりパパのことを伝えないと、赤ちゃんにとってパパはいつまでも「なんかよく会う人」なのです。笑

忙しく不在がちでも照れ屋でも、パパっ子にできる!

働き者のパパでほとんど家にいない、照れ屋で話しかけてくれない、というパパでも大丈夫。というのも、我が家の夫は経営者で仕事大好き人間ですし、夫婦の会話は9.5割が私のおしゃべり、という寡黙な人なのです。笑 だけど娘は産まれたときからパパが大好きで、0ヶ月の頃から夫のひざの上でだけ満面の笑みをみせていました。

そうなると、夫も仕事の合間をぬって娘を抱っこしたがるようになり、時にはお風呂や寝かしつけまで手伝ってくれ、何より私の育児相談を真剣に聞いてくれるようになりました。今では1才の娘と二人でデートにいってくれるほど。(私は自由時間です!)

そんなわけで、ママの工夫次第でパパっ子度合いを増すことができる、と私は感じています。といっても一体どうやるの? ということで、以下に具体的な秘訣をまとめてみました。

<秘訣1>ママ友同士でのパパの愚痴大会に参加しない

赤ちゃんは話さないだけで、すべて理解している

早期教育に関心のあるママならご存知だと思いますが、赤ちゃんの脳は大人のそれの何千倍ものスペックで働いています。たった一年で歩くようになり、二年もすれば身の回りで使われている言語を習得するわけですから、成長の度合いが桁外れなんですね。何も話せない、分からないと思っているのは大人だけで、赤ちゃんはすべて理解しているのです。

厳密にいうと、たとえば「パパは役立たず」という悪口の意味を理解しているわけではないのですが、その言葉とママの雰囲気は正確に記憶してしまうんですね。そして言葉の理解が日増しに追いついてくるので、確実に理解してしまう、というわけです。

赤ちゃんの脳は潜在意識(無意識下)で情報を処理することでスピーディに発達しているのですが、潜在意識というのはいいことも悪いこともすべて事実としてひたすらためこむ性質があるそうです。そして2〜3才で顕在意識に移行していくと、もう潜在意識を修正することは難しいそう。俗にいう三つ子の魂百まで、というアレですね。なので、赤ちゃんのうちに聞いた悪口はすべて吸収しているんです。

そして胎内から出ても不思議とママと見えない糸のようなものでつながっているので、ママの表情や声、気持ちを敏感に察します。「役立たず」が悪い意味だ、ママは怒っている、ということは、言葉がわからなくても理解してしまうんですね。

ママを苦しめる人=パパ、になると絶対なつかない

もちろんママ友同士の愚痴なんてたわいのないもので、本気の怒りや悲しみを訴えることは少ないと思います。それでも赤ちゃんにとっては、ママが怒っているというのは一大事。大切な人を苦しめる人は、赤ちゃんにとってみんな敵です。だからそのパパに抱かれると泣くのです。(そして育児を手伝ってくれなくなり、ママはまた愚痴る…)

実際、夫をこきおろすタイプのママさんの家庭で、パパっ子という話は聞きません。もちろん、夫が非協力的だから愚痴を言うはめになる、という側面もあるでしょうが、鶏が先か卵が先か話していても未来はありません。ぐっとこらえてパパをたてることで、子どもがなついて好循環になるかも!と考えた方が建設的な気がいたします。

自分が愚痴らなくても、他のママの愚痴を吸収する

先にも書いたように、赤ちゃんの脳は潜在意識で情報を処理しています。潜在意識というのは「事実」しか存在しないため、誰が誰にいった悪口かは関係なく、すべてそのまま吸収してしまうそうです。なので、たとえ他のママさんの愚痴でも「パパは役立たず」と理解してしまうんですね。

ですので、そういうタイプのママさんとは少し距離をおかれる方がいいかもしれません。そもそも個人的には、子どものいる場所で子どもに聞かせられない話を平気でするタイプのママさんとは、あまりお近づきになりたくありませんが…。

<秘訣2>パパの前で、または写真をみせながらパパをほめる

胎教と同じく、パパをほめることで「ママの好きな人」としてパパを認知してもらいます。ほめるポイントはなんでもいいんです。かっこいい、優しい、仕事ができる、パソコンが得意、料理が上手、頼りがいがある、クール、もうなんでも。笑 ママが楽しそうにパパの話をするだけで、赤ちゃんにはちゃんと伝わります。

できればママが抱っこして、パパの方をむきながら

「ほら、いつも話してる、優しいパパだよ。今日はお仕事早くきりあげて、あなたのために帰ってきてくれたよ。パパはあなたが大好きなんだね。優しいね。嬉しいね」

などと言うのが効果的だと感じますが、写真でもいいみたいです。赤ちゃんの視力は弱いですし、写真をみてパパを特定できるようになるのは先のことですが、雰囲気だけでも伝わるようです。

<秘訣3>赤ちゃんの言動を、パパに楽しく報告する

パパは、ママが楽しいとほっとする生き物

こんな風にいうと男性に叱られるかもしれませんが…男性脳というのは自分で感情を作り出すのではなく、そばにいる女性脳の感情をトレースする、という特質があるそうです。つまり、そばにいる女性がご機嫌なら、なんか自分も嬉しくなっちゃう、という。可愛い…というと、失礼かもしれませんが、女性の皆様は「あ、たしかに」と頷かれるんじゃないでしょうか。笑

なので、逆にママが育児でイライラ、不安、だと、パパもなんだか不機嫌になるんですよね。そんなときこそ、パパがどーんと構えて安心させてよ!と思いますけども、脳の仕組みといわれちゃしょうがない。無理して明るく振る舞う必要はないですが、できるだけ明るい話題もひとつは話すことを心がけるだけで全然違ってきます。

報告は「パパの話をしたら笑ったのよ!」から始めよう

私はいつも「今日ね、パパの話をしたら声たてて笑ったの!」「パパの好きな曲だよってピアノ弾いたらすやすや寝たよ」「パパ、って言うだけでにやにやするの」と報告してから、他の相談をしていました。最初は偶然だろうとこじつけだろうと、嬉しければそれでいいのです。だんだん、本当にそのとおりになってきます。

そしてパパが沐浴や寝かしつけを少しでも手伝ってくれたら「いつもより楽しそう!」「いつもよりぐずらない!すごい!」「あれ〜ママと二人のときより、いい子だね〜」と、何かいいポイントをみつけてほめましょう。赤ちゃんもパパも、そう言われるとそんな気がしてくるものなのです。ギャン泣きしても「安心して泣けるんだね!」と言えばいいのです。笑

<秘訣4>育児におけるパパの得意分野をつくる

何か1つでいいので、パパの方が得意なものをつくっておくと、パパ自身も自信をもってやってくれるので、赤ちゃんにも伝わるようです。力仕事でも、パソコンをつかった情報収集でも、体をダイナミックにつかう遊びでもかまいません。疲れている休日でも「これだけはあなたじゃないと」と頼られると、まぁまぁ頑張ってくれるパパが多い模様。

我が家の場合、沐浴でした。大きな手で支えられると安心するのよ、ありがとうと言い続けていました。(初期は号泣していましたが、沐浴布で巻いたらおさまりました。しかし号泣時から私は「パパだと嬉しそう〜」とぬけぬけと言っていました。笑)今ではパパとのお風呂が大好きで、夜の入浴に夫の帰宅が間に合わずに私と入った場合、翌朝パパにお風呂をせがんでいます。夫も「しょうがないな〜」と嬉しそう。二人で遊ぶ時間にもなって、とてもいいなと思います。

また、私が活用しまくっている幼児教材「家庭保育園」では運動プログラムがあるのですが、「ロッキング」「回転」「倒立」「手押し車」(信じられないかもしれませんが、これらは3ヶ月の赤ちゃんでもできるのです!)など力をつかうものは夫にお願いしていました。そのおかげか娘は運動が大得意で体操教室でもおほめいただくので、その度夫に報告しています。第二子のときにも頑張ってもらえるように下地づくりです。笑

<秘訣5>パパの悪口は、絶対に絶対に言わない

そしてこれが一番大切なこと。秘訣1のママ友会の愚痴と同じくですが、ママの口から悪口を言うことだけは絶対に控えましょう。赤ちゃんはすべてそのまま事実として吸収します。ママがたまたま疲れて言っちゃった、本音じゃなくてすねただけ、などの事情は斟酌しません。ただひたすら、ママのためにパパを憎むようになります。

思春期に入っても、パパと仲が悪い子は確実にママの影響をうけています。そしてどこか投げやりで、自分を大事にしない子が多いんですよね。自分の命の源である片親を批判するわけですから、いってみれば自分を否定しているのと同じだからでしょうね。女の子は特にママの味方になろうとするので、反抗期などの話とは別次元で、本気でパパを敵だとみなすようです。

もちろん忙しい育児中ですから、夫の愚痴なんて言おうと思えばいくらでもあります。多くの家庭では、育児の経験値も情熱もママの方が圧倒的にありますから、夫が手伝ってくれても文句を言いたくなることばかりだと思います。でも、そんなママの姿を子どもは見たいでしょうか。喜ぶでしょうか。いつか子ども自身が親になるとき、こんな夫婦になりたいと見本にしてくれるでしょうか。

夫は、自分が選んだ人です。そして自分も、夫が選んでくれた妻です。さらに、その二人の間に産まれたいと願って、赤ちゃんは必死の思いで産まれてきてくれたんですよね。暗くて狭い産道を通って。そんなつながりを思うとき、私はいつもグチグチした暗い心が晴れていくのを感じます。

どうしても言いたいときは、「赤ちゃんのいないところで、短時間で、後腐れのない相手に聞いてもらう」ようにしたいもの。ちなみに寝ていても聴覚は働いているので、赤ちゃんの寝顔をみながら愚痴電話、は厳禁。パパっ子になるどうこう以前に、人格に悪影響だと肝に銘じたいですね。

まとめ

パパっ子になれば夫も育児を楽しめ、ママは育児がラクになり、赤ちゃんも楽しいと、いいことづくめ。
ママの口から、パパが安心できる存在だと伝えることが大切。逆に愚痴を言うと、赤ちゃんは素直に吸収してしまう。
パパの得意分野をつくって、盛り立てながら楽しくやっていきたいですね!

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