健康のために、まず調味料を替えてほしい

働きすぎて子宮をいため無排卵になった私は「自然妊娠が難しい」といわれましたが、食事と生活習慣による体質改善がきいたのか、元気な娘を生むことができました。その過程で学んだマクロビオティック、アーユルヴェーダなどの知識を総動員して、今も自炊しています。食事は健康の要、そして食事とは「食材」と「調味料」で作られます。妊婦さんやママには、まず手軽に買えて効果の高い「安全な調味料」選びから着手していただきたいです。

妊婦やママの食事の基本は「安全な調味料」選び

いい食べ物を手に入れるには、お金と時間がかかる

毎日食べるものが、私たちの体をつくっています。けれど利便性を追求する現代では、「すぐには健康に問題がない」とされる安価でお手軽な食品が出回っています。農薬、添加物、遺伝子組み換え食品、動物へのホルモン剤など様々な問題が叫ばれる中、自分でお金と時間をかけて「安全な食べ物」を手に入れることが必要になっています。

もちろん、かけられるお金には個人差がありますし、気にし始めるとキリがない問題であることも事実です。気にしすぎてもストレスで逆効果ですよね。ただ、食事を変えて劇的に体質が変わって妊娠でき、かつ娘が本当にきれいな肌で風邪ひとつひかない健康児である私は、やっぱり「食事はすべての土台だ」と身をもって感じております。やっぱりママには、ご負担でない範囲で、食べ物を選ぶことをおすすめしたいです。

調味料なら価格も手頃で、入手しやすい

そこでまずおすすめしたいのが、調味料の変更です。調味料は毎日使うものですので、よいものでも比較的安価で売られています。そして毎日使うからこそ、体にとってはデトックスが期待でき、効果を実感しやすいものなのです。毎月、数百円の差で安心できると思えば、他の予算を削りやすいんじゃないかと思います。

乱暴な言い方ですが、スーパーで安価で売られている大手メーカーのものは「科学的に作られた」食品がほとんどです。原材料が国産でなかったり、国産でも質のいいものではなかったり、そもそも食品と呼べないような化合物だったり。食品を裏返して原材料ラベルにカタカナや見慣れない漢字が並んでいたら、それは「添加物」だと思ってください。体にとって有害な毒素です。

もちろん「味付けの素」みたいなものを使うのは論外ですが、こんなこだわりオタクのブログをご覧くださっている妊婦さん、ママさんなら、そもそもお使いでないような気がするのでそのあたりは省きますね。

まず変えるべきは調味料は和食の基本、「塩」です

人体にとって必要不可欠な塩は、本物を選ぶ

塩は、化学製品であるアジシオなどのような化合物ではなく、天日塩や岩塩を選びましょう。体をあたため、活力のもとになります。寝起きに元気が出ない、立ちくらみがする方は、大体が塩分不足なのです。減塩、減塩と叫ばれて久しく、悪者扱いされがちな塩ですが、問題は塩の中身なんですね。減塩の塩や味噌は化合物であり、よほど体にとって悪いんです。

色々な食事学を学ぶと必ず出てくることですが、塩は人体にとって必要不可欠なもの。人は体の中に海をもっている生き物なのです。正しい塩ならば、害にはなりません。天然のお塩は、少しくらい摂りすぎてもきちんと排泄されますが、化合物は高血圧のもとになります。もちろん適量はありますが、いい塩なら少量でも満足できる、しっかりした味がつきます。

いい塩なら「海の精」。伝統ある製法で作られた本物の塩

私が愛用しているのは海の精。正しい作り方を守られた日本のお塩で、安全です。天日塩のように体にいいものはやたらと高いのですが、これは最高級にいいお塩にも関わらず良心的な価格なので続けられます。ちなみに高級の無添加梅干しは「海の精使用」と書いてあるものも多いのですが、それくらい「よいものづくり」をしている人たちに愛用されている塩です。マクロビでもすすめられました。成城石井のようなスーパーにはあるのですが、アマゾンのほうがお安いです。

体をあたためる岩塩は、ヒマラヤ岩塩がおすすめ

岩塩は体をあたためる作用が強いので、冷え性の女性にはおすすめ。天日塩のような海塩のほうが日本人には合うという説もあるので一概には言えませんが、私はお肉料理には岩塩のほうが毒消し作用が強いと感じています。またパン作りにも岩塩の方が合うような気がします。岩塩も色々ありますが、おすすめはミネラルが凝縮され、お料理の味をひきたててくれるもの。

砂糖は必ず精製前のものを。白砂糖は食品ではありません

白砂糖は体を冷やし、カルシウムを奪う

次に重要なのが砂糖です。砂糖の害、特に白砂糖についてはもう語られ尽くした感がありますので、詳細に言及することはいたしませんが、癇癪を起こしがちなお子さんは大抵砂糖漬けです。おかしの食べ過ぎでビタミンとカルシウムの吸収が阻害され、脳の神経機能がうまく働いてないんです。また低体温の女性、妊娠しにくい女性も砂糖や果物が大好きで、体が冷えている方が多いです。血液が汚れて循環が悪くなっているんですよね。

砂糖はそもそも料理にあまり使わないのが鉄則ですが、とはいえ少量つかうとやっぱりおいしいもの。砂糖をつかう場合は「色のついた」精製前の砂糖である必要があります。白砂糖は砂糖ではなく、砂糖からミネラルを含む栄養素をそぎおとして甘みだけを合成した、化学物質です。食品ではありません。ちなみに色がついていても「三温糖」は白砂糖と同様に精製された砂糖なのでおやめくださいね。

てんさい糖、きび砂糖、洗双糖がおすすめ

私が使っているのは、てんさい糖、きび砂糖、「大地を守る会」の洗双糖の3つです。てんさい糖やきび砂糖はミネラル豊富で便通もよくなり、自然でコクのある甘みが出ます。煮物がおいしくなりますよ。料理によって使い分けていますが、特に和菓子にはきび砂糖のほうが粒子が細かいので作りやすいですね。

洗双糖は「妊婦やママにおすすめの食材宅配。10社試して安全性、利便性、価格で比較しました」にある、大地宅配でのみ購入できます。残念ながら単体で買うことはできないので、大地を守る会の会員でない場合は、てんさい糖などをおすすめします。

料理酒、みりんは「そのまま飲める」ものが基準

料理酒とみりんは、妊婦さんや授乳中のママにはお試しいただけないのですが「そのまま飲める」ものをおすすめします。ご主人に試してみてもらってくださいね。一般的な大手メーカーの安価な料理酒は、めちゃくちゃしょっぱいですし、みりんは腐ったような甘ったるい味で、とてもじゃないですが飲めません。これを使っていたのか、と愕然とするはずです。

料理酒は食材宅配の「大地を守る会」会員の方は大地のオリジナル商品がおすすめです。自然派育児のママの間で大人気の離乳食本「世界一簡単な赤ちゃんごはん」でも、紹介されていました。こちらの助産院では食の勉強会もありますね。

大地の会員でない方は、原材料ラベルをみて国産の米と米麹のみが表示されているものを選んでくださいね。

みりんは、三河みりんが一番入手しやすく安心ですね。昔からある、正攻法で作り続けられたみりんで、そのままでも飲めるほどおいしいです。自然な甘みと照りが出るので、煮物や照り焼きがうまく仕上がります。一度使うと、他のみりんの安っぽい甘みは受け付けなくなります…。原材料はもち米、米麹、米焼酎、いずれも国産のみです。

調味料にこだわるなら、デトックス調味料を自作できる

私が感銘を受けた先生の一人に、アーユルヴェーダをもとにした女性の健康法を提唱されている神藤先生という方がいらっしゃいます。その方の「デトックス料理」についての著書がいくつかあるのですが、中でも調味料をデトックス食材に替えてしまうアイデアがあるのが「おいしい排毒料理」の本。

こちらでは、しょうゆのデトックス効果をさらに高めたり、魚や肉を調理するときのスパイスを自作したりといった方法が紹介されています。いずれも手に入りやすい食材を組み合わせてあり、何より味がおいしいものばかり。白湯飲みデトックスなど、妊婦さんや授乳期のママにぜひ読んでいただきたい毒消しの話も紹介されています。

まとめ

調味料こそ、こだわって選ぶべき。よいものは味がおいしいだけでなく、体にとって栄養になり、赤ちゃんの健康にもつながる。
原材料ラベルをみて、カタカナや聞き慣れない漢字が入っているものは選ばない。
まず変えるべきは塩と砂糖。そして料理酒とみりん。慣れたら自作するとなおよい。

よい調味料を使い慣れると、他のものを口に入れたときなんともいえない違和感を覚えます。外食しても、きちんとした味付けかどうか分かるようになります。不便な気もしますが(笑)、ママとしての健康アンテナができると子どもを守れると感じます。ご妊娠を機に、ぜひ調味料を替えてみてくださいね!

Tweet about this on TwitterShare on Facebook0Email this to someone